2011年3月アーカイブ

婦人用中綿入りジャンパーです。形としてはジャケットとも言えるでしょうか。素材はポリエステル100%。表側が黒色で内側が水色です。その内側の水色のエリにファンデーションが付着した事例です。bjb1.jpg商品を問わず婦人物にはファンデーションが付着事例は多くあります。bjb2.jpg油性処理用のガンでほとんどの汚れを除去してから、油性用前処理剤を塗り念のためドライクリーニングをしました。bja2.jpgその後通常のウェットクリーニングで全体の他の汚れも落としきれいになりました。

 

 

婦人用の白のダウンジャケットです。この時期大変御依頼が多い商品です。こちらもこの冬1シーズン防寒に活躍されたものと思われます。wdb1.jpg通常の着用の汚れの他に袖口に血液が付着しているようでした。wdb2.jpgまず血液を除去していまい、後は油性処理の後ウェットクリーニングで水溶性の汚れを落とします。wda2.jpgwda1.jpgガード加工(防水)を施しておけば次のシーズンも安心して着用することができると思います。

婦人ダウンジャケットのファンデーション除去事例はこちら

 

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ネクタイに付着したソースの除去事例です。素材はシルク100%です。nb1.jpg今までいくつかネクタイのシミ抜き事例をご紹介してきましたがこちらの商品は広範囲に付着しております。お客様のほうで拭いたような跡も見うけられます。nb2.jpg若干シミが残るのではと思いましたがきれいになりました。na1.jpg画像のネクタイの真ん中の黒いスジのようなものは影でシミではありません。na2.jpg

 

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パーカーの黄ばみ・黄変です。素材はポリエステルと綿です。全体に黄ばみがありましたが袖部分が一番顕著でした。pkb1.jpg長期間保存しておくと空気中のチリやほこりまた衣類に付着している汚れなどが酸化してこのように黄色く変色したようになります。pkb2.jpg

 

こちらの商品は袖部分だけでなくフードや背中部分等いたる所で黄色くなっていました。下の画像は漂白処理後です。pka1.jpg漂白処理できれいになりましたが、素材が違うものだとさらに染色補正が必要になってくる物もあります。こちらの商品はフロント部分に文字のプリントがありましたが剥がれることなくきれいになりました。pka2.jpgこのように長期間保存していた衣類を着用しようとした際に衣類が黄色く変色していたという事例は非常に多くあります。愛着のある衣類もあると思います。お困りの際には一度当店に御相談ください。

 

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紳士スラックスに泥がはねたのが付着したと思われます。おそらくですが雨のゴルフ場でそうなったのではと推測します。素材は綿とポリエステルの混紡で色は薄い黄色です。zb1.jpgお客様の方で特に処理はされておらず、汚れが付着してからそんなに時間が経っていないように思われます。zb2.jpgある程度汚れを分解する処理をしてから洗浄するとほぼ汚れは除去できました。za1.jpg残った汚れはピンポイントで染抜きいたしました。もちろんその後はきれいにプレスして仕上がりとなります。画像はプレス前です。za2.jpgばっちりきれいになり、染抜きによる部分的な色落ちもありません。

 

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小学生の制服です。これから春休みになると依頼が多くなる商品です。元気なお子様はたくさんのシミが付着しています。今回は絵の具が付着した事例です。syueb.jpg袖口や前ポケット付近の絵の具はきれいに除去できました。syuea.jpgこちらはスカートです。画像中央部に絵の具のシミがあります。systb.jpg下の画像は染抜き処理後です。systa.jpg新学期に備えてきれいにクリーニングされておくことをお勧めいたします。

 

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白いジャンパーの黒ずみです。素材はポリエステル100%です。1シーズン着用するといつの間にかどこかにこすれたり、エリや袖の汚れが付着していきます。画像では袖の下側と前ポケット周辺が黒く汚れています。jyab.jpg色んな種類の汚れが付着していると思われるので、まずしっかり油性処理を施してから水性処理をします。jyaa.jpg次のシーズンに気持ちよく着用できるように、早めのお手入れをお勧めいたします。雨や汚れから衣類を守るためにもガード加工(防水)をお勧めいたします。

紳士ズボンの油汚れです。素材は綿100%です。mnzb1.jpg右側のうっすらした縦長の透明な汚れは食べ物の油分と思われます。mnzb2.jpg通常のドライクリーニングとウェットクリーニングでほぼ除去できました。mnza.jpg残っていたシミも綺麗に除去できています。

 

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Yシャツの首元に付着した血液のシミです。以前Yシャツのエリにカミソリ跡に付着した事例を紹介しましたが、今回は違う形で血液が付着したと思われます。ketube1.jpg

拡大してみます。ketube2.jpg

 

血液が付着した場合、そのまま当店にお持ちいただくのが最適です。お客様のほうで市販の洗浄剤を用いた後にお持ちいただいた後ですときれいに除去しきれない場合があります。ketuaf1.jpgketuaf2.jpg今回は問題なくきれいに除去できました。

 

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婚礼用の白いネクタイです。素材はシルク100%です。おめでたい席があるのでタンスから出してみると以前着用し汚れた部分が時間が経ち酸化した事例です。このような事例は非常に多くあります。普段そんなに使用しないネクタイで、汚れが付着した直後はタオルなどでその場でふき取っていて一見きれいになったように思えますが実は汚れの成分は残っていて時間と共にこのように酸化していきます。oldnekb1.jpgよく見てみるとあちこちに汚れが付着しているようです。oldnekb2.jpgこの手のネクタイの処理は意外と大変で、漂白後処理をした部分が白っぽくなったりするのですが、そうなった場合でも当店では修正できますので御安心下さい。oldneka1.jpgoldneka2.jpg きれいになりましたので、安心して使用なれます。

 

その他ネクタイ全体の黄ばみ・黒ずみ除去事例はこちらこちらから

ネクタイに付着した醤油のシミ除去事例はこちらから

 

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御依頼いただいた品物は『ルイ・ヴィトン』のネクタイです。素材はシルク100%で色は薄い紫色です。lv1.jpg付着したシミはおそらく醤油やソースなどのタレ系だと思われます。lv2.jpg

 

外国製の品物は染抜きをした箇所の色が落ちてしまう可能性が高いので慎重に作業をします。その色が周りににじんでしまうこともあります。lv3.jpgもう2箇所程同様のシミがありましたがきれいに除去できました。

 

その他ネクタイ全体の黄ばみ・黒ずみ除去事例はこちらこちらから

ネクタイに付着した醤油のシミ除去事例はこちらから

 

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婦人ダウンジャケットのファンデーションと襟垢の除去事例です。ダウンジャケットの首周りの汚れの除去は以前にも紹介しましたが今回は別の商品です。色は茶色で素材はポリエステル100%。fujindwnbe1.jpgこのような1シーズン着用したダウンジャケット、ジャンパー、コートの汚れを落としてほしいという依頼は、これから暖かくなるにつれて多くなってきます。fujindwnbe2.jpg

 

 

「今年の汚れは今年のうちに」というCMがありましたがまさにその通りで衣類を片付けられる前にきれいにされておくことをお勧めいたします。fujindwnaf1.jpg来冬着ようとしたら、汚れたままでいると除去しにくくなるケースがあります。fujindwnaf2.jpg

 

 

白いダウンジャケットのファンデーション除去事例はこちら

白いダウンジャケットの袖口の黒ずみの除去事例はこちら

男性のニットセーターです。素材は綿100%でよく知られた高級ブランドメーカーです。袖口部分にカレーが付着したとの事です。お客様のほうから何のシミが付着したか言っていただけると処理もスムーズになります。kare-be1.jpg今回画像の中に文字を入れることを覚えました(笑)。写真撮影がうまくないので助かります。こちらは実際にはもっと濃く付着しているのですが画像では明るすぎて見にくく申し訳ありません。kare-be2.jpgカレールウには油脂類も入っているのでしっかり油性処理をしてから漂白をします。kare-af1.jpg今回こちらの商品では漂白処理で除去できましたがカレールウの中には染料も入っている場合もありますのでもう一手間かかる場合もあります。kare-af2.jpgこれでバッチリきれいになりました。

ネクタイの全体に色んなシミが付着しています。素材はシルク100%。nekab1.jpg先端部分に黒いシミが2箇所あります。インクでしょうか?nekb2.jpgこちらは食べ物や何らかのタレが点々と多数付着しています。nekb3.jpg 

油性処理をした後漂白しきれいになりました。あの黒いシミの正体は何だったのかわかりませんでしたが、基本に忠実なシミ抜き処理で除去できました。neka1.jpg青い色は抜けてしまいやすいので注意が必要なのですが今回は染色補正をする必要はなかったです。バッチシきれいになりました。シルクのネクタイの染抜き処理は結構好きで得意です(笑)。neka2.jpg

 

 

その他ネクタイ全体の黄ばみ・黒ずみ除去事例はこちらから

ネクタイに付着した醤油のシミ除去事例はこちらから

男性用のブレザーに白カビが発生したようです。長期間この状態で保管していたようにうかがえます。 素材は表示が見あたらなかったのですがおそらくウールとポリエステルが混ざったものだと思います。brebe1.jpgbrebe2.jpg

 

下の画像は白カビ除去後です。  breaf1.jpgbreaf2.jpg白カビはクリーニングすると一見きれいになったように見えますがカビの菌糸が残っていることがありますので、薬品を用いてきっちり除去しなければ再発することがあります。

 

革ブーツの白カビ除去事例はこちら

婦人用のダウンジャケットに付着したファンデーションの除去事例です。こちらのファンデーションに限らず1シーズン着用したウインターウェアーはエリや袖口は大変汚れていることが多いです。また雨や雪に濡れたりしてその他全体に多くの汚れが付着しています。dwnbe1.jpgdwnbe2.jpg

 

ウィンターウェアーのように大きな商品で汚れの範囲が大きい場合は染抜き処理をするより洗浄工程の中で汚れを落としてしまうようにします。洗う前に汚れや素材に合わせた専用処理剤を塗りしっかりと汚れを分解しておきます。すると下の画像のようにきれいに洗いあがってきます。denaf1.jpgdwnaf2.jpg

冬の寒さから身を守ってくれたコート、ジャンパー、ダウンジャケット等はもうしばらくすると片付けをする時期になってきます。次のシーズンに安心して着用するためにしっかりとお手入れしておくことをお勧めいたします。

また雨、雪、その他の汚れから衣類を守ってくれるガード(防水)加工もお勧めいたします。

 

他のダウンジャケットの汚れ除去除去事例はこちら

今回のビフォアー・アフターの事例写真非常に見にくくわかりくくすみません。股部分のフアスナーに下辺りが黄ばんだ事例で、尿がにじんでそのまま酸化したものです。実際のズボンの色は黒っぽく黄ばんだ部分が酸化変退色しています。zbnbe.jpg下の画像は処理後のものですが、上の画像と見比べてわかりにくいですね。素材がウールで染み抜きレベルでは限界があったので染色補正を施しました。zbna.jpgこのように通常ではもとに戻らない黄ばみ変色を染色補正することで修復することも可能ですので、お困りの衣類があれば御相談下さい。

Yシャツのエリに付着した血液です。おそらく朝カミソリで髭を剃っている時なんかに切ってしまったのではないかと思われます。こちらの事例は多いです。tibe1.jpg拡大してみます。tibe2.jpg

 

血液が付着したらどんな衣類にしてもそのままの状態でお持ちいただくのが除去するには一番です。tiaf1.jpgご自宅でお湯やハイターなどで処理されて除去できずにお持ちになられるお客様も多いですが、そうされた場合こちらでも除去しにくかったり、血液中の成分が固まってしまい除去しきれない場合もあります。tiaf2.jpg

一概に毛染めと言っても色々あります。今回は以前から中々除去できなかった白髪染めの事例です。kzmb.jpgやはり通常の油性、水性処理を施してもこのシミは微動だにしませんでした。数年前の当店ならこのままお客様にお返ししてましたが、今は違います(笑)。

染み抜き処理の手順、薬品の性質をしっかり理解していれば除去可能です。kzma.jpg

日々勉強ですね。

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