2011年9月アーカイブ

ご自宅で洗濯をされた時によくあるトラブルだと思います。柄の部分の色がにじんで他の箇

所にその色が移ってしまったことなどなど。今回もこのようなケースで、なんとかしてほしいと

お客様から依頼を受けました。白地の綿のワンピースですがウエスト付近の青いラインの色

がにじんでしまっています。

このようになってしまうことは洗濯する前では中々想像できません。私もたまに「あっ！」って

ことはあります。除去する方法がわかっているので怖くはないですが（すいません、偉そうな

こと言って・・・）。

前後にわたって色が移っていたので全体丸々処理しました。薬品は使いませんでした。全

体処理したので他の汚れも落ちてきれいになりました。

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紳士スーツの袖口部分の汚れです。画像のスーツはドライクリーニング後の状態で袖口部

分が白っぽくなっています。油性汚れが取り除かれ水溶性の汚れが残っている状態です。

袖口以外にもエリなど所々このように白く汚れが残っていました。

いつもなら簡単にきれいになるのですが今回の商品は汚れがきつく結構時間がかかりまし

た。

汚れがきつい部分はスプレーガンの圧力で処理し全体の汚れは水を使った漬け込み処理を

行いました。すっきりきれいになると衣類が軽く感じられます。

紳士ズボンに特に多い股部分の黄ばみ・黄変のシミ御相談ください。  

食べ物と題名にしましたが、おそらく何かの汁ではないかと思われます。臭いもしないので

何かははっきりしませんが、醤油、ソース、ラーメンの汁、味噌汁等・・・と思われます。素材

はシルク100%で色はベージュ系です。拡大してみますが、肉眼で見るともう少し黄色っぽいシミです。相変わらずカメラを使いこなし

ていません（汗）。

そんなに古いシミでもなさそうで、通常の染抜き処理できれいにできました。染抜きをした部分の白化もありません。

紳士ズボンに特に多い股部分の黄ばみ・黄変のシミ御相談ください。

秋冬用の厚手の紳士スラックスです。色は紺色です。屋内で保存している間にびっしりとカ

ビが生えてしまったようです。拡大してみると白っぽいカビであることがわかります。

通常の洗浄処理でパッと見はきれいにはなります。ただカビの菌が残っていることがありますのできっちり殺菌処理まで施し再発を防ぐようにし

てあります。衣類は出来るだけ風通しの良い所で保管されておくのが良いと思います。

紳士ズボンに特に多い股部分の黄ばみ・黄変のシミ御相談ください。