Yシャツの胸元に蛍光ペンのインクついてしまった、ということでのシミ抜き依頼です。
ボールペン、マジック、蛍光ペンなど仕事中にインクをうっかりつけてしまうのはよくあることですね。
ということで作業にかかります。
途中経過です。だいぶ薄くなっています。あとひと踏ん張りです。
きれいに除去できました。
染抜・復元事例の最近のブログ記事
子供さんの綿ズボンです。
全体にたくさんの墨汁がついてしまっています。
お正月の書初めの時についてしまったのでしょうか。
最近の墨汁は樹脂が入っているものも多いです。
しみ抜きに大変苦労することもあります。
モヘアーニットの首回りが黄色くなってしまったとのことでの依頼です。
画像はわかりにくいのですが首の回りが黄色くなっています。
光の加減でどうしてもわかりにくくなってしまいます。
今回の品物は首回り以外にもシミが点々とありどう処置しようか少し悩みました。
が、やはり服についている装飾品のダメージのリスクも考え地道にコツコツしみ抜き作業いたしました。
下の画像がアフター画像です。
寒さが本格化してきて収納からもう一枚引き出してみると、服が黄ばんでいたということは多いです。
季節の変わり目に服を入れ替えている時にもよく見かけませんか?
お困りの衣類があればまずはご相談ください!
今回はYシャツのエリの血液です。
カミソリ負けして男性ならこのように血液がついてしまったことがあるのではないでしょうか。
こちらのYシャツはエルメネジルドゼニア(Ermenegildo Zegna)のYシャツです。
代表的な高級紳士服ブランドですね。
綿100%なのですが張りがあるようで柔らかいなんとも言えない手触りです。
血液のシミは矢印の先にあるように小さなものでした。
それでもなんといってもエルメネジルドゼニア(Ermenegildo Zegna)のシャツですのでいつも以上に慎重にシミ抜きいたしました。
大事な1着に困ったことにシミがついた、汚れてしまった・・・ということがありましたらお気軽にご相談ください。
今回のご依頼は白の綿100%のスカートです。
食べこぼしなどが時間の経過とともに酸化して黄色くなってしまっています。
各所の黄色いシミが見えますね。
透明なシミが付着した際に拭き取ってきれいになったように見えても実はシミの成分が残っていると時間の経過とともに酸化し黄色くなってしまいます。
全体が真っ白にきれいになっています。
これで気持ち良くお召しになられると思います。
今回はTシャツについた毛染めです。
少し前まで毛染めは落ちないシミと思っていましたが、勉強のかいあってか除去できるようになりました。
こちらのTシャツにはかなりの量の毛染めが付着しています。
茶色くなっているのが毛染めです。
できることなら毛染めをする際には洋服につかないように何かカバーできるものを着たほうがいいですね。
シルク100%のスカーフについたシミです。
おそらく何らかのタレがついたのではないかと思われます。
この手のスカーフというのはデリケートな生地ですので取り扱いにはかなり気を使います。
シミの部分を強くこすったり揉んだりすると目が寄れたりして生地が傷んでしまいます。
バッチリきれいになりました。
ウール100%のサマージャケットです。ポケット口など全体に黒ずんでいます。
エリの所は保管中に汚れが酸化してしまって黄色くなっています。
このジャケットの水色が鮮やかによみがえりました。
これで安心してお召しになれますね♪
今回はカッターシャツに赤ワインがついたとのことでしみ抜きの依頼を受けました。
ワインが全体にべっとり付着していてしかもしばらく放置してあったような状態です。
大方漂白処理によってきれいになりました。
これでまた気持ちよくお召しになることができますね。
婦人ニットの袖についた血液のシミです。
今回は初めて使う血液用しみ抜き処理剤を使ってみました。
以前から業界向けに発売されていましたが今回縁あって使うことになりました。
画像には出していませんが中々強力なようで評判もいいようです。
まずは薬品の使用マニュアルにあるように使ってみました。
一発で除去できました♪なかなかやりますな。
古い血液のシミ、お困りならご相談ください。
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