黄変・黄ばみの最近のブログ記事

高級紳士服ブランドのエルメネジルドゼニア(Ermenegildo Zegna)のニットベストです。

カシミアとシルクでできており肌触りも良く高級感たっぷりです。

そんなエルメネジルドゼニア(Ermenegildo Zegna)のベストですが首元に黄ばみがありその下に食べこぼしのようなシミがあります。

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高級な衣類ではありますが今までの経験を元にしっかりしみ抜きいたします。

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どうでしょうか。きれいになりました。

仕上げ作業もしっかり行っておりますのでこれで気持ち良く着れると思います。

衣類のことでお困りのことがありましたらまずはご相談ください。



モヘアーニットの首回りが黄色くなってしまったとのことでの依頼です。

画像はわかりにくいのですが首の回りが黄色くなっています。

光の加減でどうしてもわかりにくくなってしまいます。

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今回の品物は首回り以外にもシミが点々とありどう処置しようか少し悩みました。

が、やはり服についている装飾品のダメージのリスクも考え地道にコツコツしみ抜き作業いたしました。

下の画像がアフター画像です。mh2.jpg


寒さが本格化してきて収納からもう一枚引き出してみると、服が黄ばんでいたということは多いです。

季節の変わり目に服を入れ替えている時にもよく見かけませんか?

お困りの衣類があればまずはご相談ください!


今回のご依頼は白の綿100%のスカートです。

食べこぼしなどが時間の経過とともに酸化して黄色くなってしまっています。

各所の黄色いシミが見えますね。

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透明なシミが付着した際に拭き取ってきれいになったように見えても実はシミの成分が残っていると時間の経過とともに酸化し黄色くなってしまいます。

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今回はシミ抜きの基本処理手順に従いしっかり漂白いたしました。

全体が真っ白にきれいになっています。

これで気持ち良くお召しになられると思います。


ウール100%のサマージャケットです。ポケット口など全体に黒ずんでいます。

エリの所は保管中に汚れが酸化してしまって黄色くなっています。

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油性の汚れをしっかり取り除いた後で漂白しました。

bj2.jpgこのジャケットの水色が鮮やかによみがえりました。

これで安心してお召しになれますね♪


婦人ニットカーディガンの脇の部分が黄色く丸い形になっています。

しばらく収納しておいた衣類を出してみるとこうなっていたということはありませんか?
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汗は無色で乾いてしまえばその時は見えませんが時間の経過とともに酸化黄変してしまいます。

ドライクリーニングだけでは水分や塩分が落ちずに衣類に残ってしまうんですね。

そうならないように汗抜きしておくことをおすすめいたします。

当店でも行っておりますのでお気軽にどうぞ。


今回はポールスミス(Paul Smith)の白いジーンズです。

before画像の丸印部分のシミが目立っていたので印をつけましたが全体的に黄ばんだ状態でした。

今回のケースでは漬け込みによる漂白処理を選択しました。ps3.jpg


熱めのお湯を容器に入れその中に漂白剤等を投入いたします。

撹拌したあとこちらのジーンズを入れ様子を見ながらしばらくそのままにしておきます。

ある程度の時間になったら容器からジーンズを取り出しそのあとは薬品が残留しないようしっかりすすぎます。

その後乾燥させてプレスをして完成です。

真っ白にきれいにすることができました。


画像ではグレーに見えますが水色が鮮やかな紳士用ジャケットです。

素材はウール100%です。

全体所々に黄色いシミがあります。袖口がもっとも顕著でしたので今回の画像にしました。

結構シミの範囲が広いので薬品の中に漬け込む処理を考えましたが今回はあえてしみ抜き機を用いて部分的に処理していくことにしました。

そうした理由はいくつかあるのですが、やはり外国製の生地で全体の色褪せリスクを避けるためです。このウール素材の風合いも損ねたくはありませんからね。

漬け込み処理が良くないのではなく、その品物に合わせた処理方法を選択しているとご理解ください。現に漬け込み処理はよくおこなっておりますので。skb2.jpg


しみ抜き機での処理となるとやはり時間がかかりました。

しかし生地の風合いも損なうことなくきれいにすることができました。

もし黄ばんだままで着れなくなったらもったいないですよね。大切な1着でお困りなことはありませんか?


今日はトレーナーの黄ばみです。トレーナー自体は普通の綿とポリエステルでできているものです。

この黄色い点々としたシミはおそらく食べ物の汚れが時間とともに酸化したものと思われます。

シミや汚れがついた時は無色で目立たなくても拭き残した成分が時間の経過によってこのようになってしまいます。
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before画像がわかりにくいですが広い範囲で黄色いシミがありました。

衣類を収納から出してみてびっくりなんてことはありませんか?


紳士スラックスです。素材はウール100%でポケット口が着用によって黄ばんでいます。

股部分や太もものあたり同様とても黄ばみやすい場所です。pokke.jpg


しっかり油性処理をしてから水性処理、漂白をしていきます。

素材がウールだと黄色が薄く残ってしまうことがあります。そんな時は染料を用いて色掛けをしてシミの色を消してしまいます。

今回も少し色を掛けました。簡単に書きましたが結構手間がかかるんですよね。

背広のエリや袖口なんかもこんなケースがあるかと思います。

お困りの衣類がありましたらお気軽にお問合せ下さい。


10月ももう最終日になりました。早いものですね。

今日は男性用の綿のニットセーターです。

丸印の中にポツンとシミがついているのですがこちらも少々時間が経過しているように伺えました。DSC_0002.jpg


小さくて非常に見にくいので拡大してみます。これでもまだ見えにくいですね。kaku.jpgおそらく前のシーズンに着用されて処理しないまま収納していてシミが酸化したのではないかと思います。

これから厚手の衣類が必要になってきますが、クローゼットから出してみると衣類が黄色くなってたなんてことがあるかと思います。

そんな時には当店にご相談ください。


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cleaning@paldry.com

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