染色補正の一例

今日は染色補正、色掛けの一例の紹介です。

画像はワンピースのエリの部分です。素材がテンセルといいいまして汗や食べこぼしがついたまま放置しておくと変退色を起こしやすい生地です。

こちらの品物はエリの部分についた汗がそのままになっていて時間が経って変色を起こしたものと見受けます。

生地の色はこげ茶色なのですが際づいたように見えるところが緑色っぽくなっています。ho3.jpg

このような場合、生地の汚れをとってしまってから色を染料を使ってかけていきます。

筆に染料をしみこませ生地にのせていきます。ちゃんと色が合うか確かめながら・・・

結構手がかかる作業になるんですね。範囲が広い場合はエアブラシを使います。


しみ抜き処理だけで済む場合ばかりでなくこのような補修作業も行っています。

このような場合はしみ抜きではなく「お直し」と考えていただきたく思います。


背広のエリの黄ばみ、ズボンの股部分の黄ばみも「お直し」いたします。

まずはお気軽にお問合せください。


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このページは、パールドライが2012年11月 6日 10:57に書いたブログ記事です。

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